シブカワニンジン(渋川人参)

Codonopsis lanceolata var. omurae


シブカワニンジン

  • 科名・属名
  • : キキョウ科 ツルニンジン属

  • 特徴

  •  つる草の多年草。
     ツルニンジンによく似ているが、葉が細く、裏面に毛が密生し、花冠もやや長い。
     花冠は白緑色でやや紫色を帯びる。

  • 分布・生育地

  •  本州(東海地方、紀伊半島)
     山地の林縁

  • 花期
  • : 9〜10月

  • 撮影月日・場所

  •  2000年10月4日 静岡県引佐郡

  • 撮影記

  •  一見するとツルニンジンそのもので、花は少し長いくらいでほとんど違いがない。よく見ると葉が細く(裏にも毛が多いが写真では分かりづらい)、そのことでツルニンジンの亜種とされている。
     東海地方(図鑑では紀伊半島にもあるとのこと)蛇紋岩地の一部に生育し、この日同時に撮影したシブカワシロギクとともに蛇紋岩変形植物となっている。

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