キツネノメマゴ(狐のめ孫)

Jusiticia hayatae


キツネノメマゴ

  • 科名・属名

  •  キツネノマゴ科 キツネノマゴ属

  • 特徴

  •  草丈10〜30cmの1年草。
     茎はよく分枝して散開なたは平伏し、よく節から根を出す。
     葉は卵形〜卵円形で長さ1.5cm以下、厚みがある。
     花は穂状花序に密生し、淡紅紫色でやや小型になる。
     白い花をつけるものがあり、
     シロバナキツネノメマゴ(学名未定)という。

  • 分布・生育地

  •  喜界島〜沖縄 海岸近くの草地、路傍

  • 花期
  • : 1年中?

  • 撮影月日・場所

  •  2004年3月24日 沖縄県石垣島
     アップ  同 上

  • 撮影記

  •  南方の海岸近くの草地などに生える草丈が低くて葉が丸くて小さく厚いこの花を、キツネノヒマゴとしている場合が多く、私も最初はそう思っていいた。
     しかし、「琉球植物誌」や「琉球弧の植物」などの記述や写真を見ると、どうもこの花がヒマゴではなくてメマゴではないかと思うようになってきた。(平凡社「日本の野生植物」ではキツネノメマゴは日本に分布しないとあるが)
     キツネノヒマゴはやや内陸部の林下や路傍などに生え、葉もやや長めで薄い花のようである。

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