ユキミバナ(雪見花)Strobilanthes wakasana |
|
匍匐する多年草。 茎は立ち上がらず匍匐して伸び、著しい開出毛がある。節からも根を出して広がる。 葉は常緑で対生し、広卵形で長さ1〜2.5cm、幅1〜1.5cm。両面に毛がある。 花は茎の上部の葉腋に筒状で3cm程度、先が広がり5裂する。 花冠は淡紫色、一日花。 本州(福井県、滋賀県) 林下 2004年11月7日 福井県 中、下 同 上 中は拡大写真あり(写真をクリック) スズムシバナの茎が匍匐するタイプで、1993年に新種として分けられた。 花期は長く、夏の終りの頃から雪の降る頃まで咲くため、雪の降る頃でも見られるということでこの和名がつけられている。 生育地では地面を覆うように一面に生えている。ただ、花付きは悪くて一斉に花を咲かすという感じではなく、ポツポツとまばらに咲いている感じで絵になりにくい。 最初に撮影に出かけた時は、明け方の強い雨で花が落ちて一層まばらで絵にならず、平成16年、再度撮影に出かけ直した。 同じ科の仲間の花 |
|