シュッコンバーベナ(出根ばーべな))

Verbena incompta


シュッコンバーベナ

  • 科名・属名
  • : クマツヅラ科 クマツヅラ属

  • 特徴

  •  草丈15〜50cmの多年草。逸出帰化。
     地下に長い根茎を伸ばし、そこから直立する茎を出す。
     茎は四角形で、普通分枝はしない。
     葉は対生し、長披針形で長さ5〜10cm、幅1〜2cm。質は硬くてざらつき、先は鋭尖頭で縁には少数の鋸歯があり、基部は無柄。
     花は茎頂に短い穂状花序となり、紫紅色で径約5mmの筒状花を密につかる。

  • 分布・生育地

  •  逸出帰化(南アメリカ原産)  道端、荒地

  • 花期
  • : 5〜10月

  • 撮影月日・場所

  •  2012年10月18日 山口県美祢市
     中・花   同 上
     下・葉   同 上

  • 撮影記

  •  昼食に立ち寄った道の駅、風は強くやや寒かったが折角の好天、どうせなら外で食べようと川縁へ下りた。
     下る坂道の途中、縁石と芝生の間に咲くクマツヅラ科の花が目に入った。
     アレチハナガサに感じは似ているが、草丈は低く花は大きい。園芸種だろうと思った。
     近くに植えられている様子はなく逸出したもので、私の自生種と考える範囲にギリギリ入ると判断して撮影した。

    同じ科の仲間の花
花

葉