ヤブムラサキ(藪紫)Callicarpa mollis |
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クマツヅラ科 ムラサキシキブ属 高さ2〜3mの落葉低木。 根元から分枝し、枝は斜上し、灰褐色で星状毛が密生する。 葉は対生し、広卵形〜卵状楕円形で、長さ5〜10cm、幅2〜5cm。先は尾状に尖り、基部は円形、縁には小さな鋸歯がある。裏面には白色の星状軟毛が多い。 花は葉腋から集散花序を出し、紅紫色の花を2〜十数個つけ、花冠は長さ4〜5m、上部は4裂して平開する。萼は4〜5裂し、外面には白色の軟毛や星状毛が密生する。 果実(核果)は球形で径3〜4mm、紫色に熟す。 本州(宮城県以南)〜九州 低山の林縁、林内 2014年6月3日 埼玉県飯能市 中上・花 同 上 中下・果実 2013年10月28日 東京都高尾山 下左・葉 2013年6月30日 同 上 下右・茎 2014年6月3日 埼玉県飯能市 6月初め、佐賀県で咲き始めの花に出会った。葉や茎などに白い星状毛が実生し、見ただけでこの花とわかった。 高尾山でも何度も見かけていたので、近場でじっくり撮影しようと証拠程度にとどめた。 6月末高尾山を訪れると、全て花は終わっていて、花が見られたのはムラサキシキブだけで、こっちの方が花期が遅いようだ。 2014年、埼玉県で登山道の上に咲くちょうどいい状態の花に出合えた。 これまで草本中心で下ばかり見て歩いていたが、少し目線が変わるだけでまた違った世界が広がってくる。 同じ科の仲間の花 |
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