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- 科名・属名 : クマツヅラ科 ムラサキシキブ属
注.APG分類では、シソ科(LAMIACEAE(LABIATAE))属名以下学名変わらず
- 特徴 :
高さ2〜3mの落葉低木。
根元から分枝し、枝は斜上し、灰褐色で星状毛が密生する。
葉は対生、葉身は広卵形〜卵状楕円形で、長さ5〜10cm、幅2〜5cm。先は尾状に尖り、基部は円形、縁には小さな鋸歯がある。裏面には白色の星状軟毛が多い。葉柄は長さ5〜7mm。
花は葉腋から集散花序を出し、紅紫色の花を2〜十数個つける。花柄は長さ約5mm。花冠は花弁が合着し先は4裂して平開し、長さ4〜5mm、紅紫色、外面には星状毛がある。雄しべは4個、同長で花筒につき、葯は2室。柱頭は2裂する。萼は4〜5裂し、外面には白色で羽状の軟毛や星状毛が密生する。
果実(核果)は球形で径3〜4mm、下半部は宿存する萼に包まれ、紫色に熟す。核は広倒卵形で褐色、長さ約3mm。
- 分布・生育地 :
本州(宮城県以南)〜九州 (国外:朝鮮(南部、済州島)) 低山の林縁、林内
- 花期 : 6〜7月
- 撮影月日・場所 :
上・全体1 2014年6月3日 埼玉県飯能市 中上・全体2 同 上 (上、中上は拡大写真あり、写真をクリック) 中中・花序 2014年6月16日 東京都高尾山 中下・花 2014年6月3日 埼玉県飯能市 左下・果実(核果) 2013年10月28日 東京都八王子市 右上・葉(表) 2017年4月29日 東京都稲城市 右中・葉(裏) 同 上 右下・茎 2014年6月3日 埼玉県飯能市
- 撮影記 :
6月初め、佐賀県で咲き始めの花に出会った。葉裏や茎、萼などに白い星状毛が実生し、見ただけでこの花とわかった。
高尾山でも何度も見かけていたので、近場でじっくり撮影しようと証拠程度にとどめた。
6月末高尾山を訪れると、全て花は終わっていて、花が見られたのはムラサキシキブだけで、こっちの方が花期が遅いようだ。
2014年、埼玉県で登山道の上に咲くちょうどいい状態の花に出合えた。
これまで草本中心で下ばかり見て歩いていたが、少し目線が変わるだけでまた違った世界が広がってくる。



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