サカキカズラ(榊蔓)Anodendrom affine |
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茎は太さ5cmにもなり、他の物にからみついて伸び、毛がなく、やや紫色を帯びる。 葉は対生し、狭長楕円形でながさ5〜10cm、幅1〜3cm。革質で、全縁、葉柄は長さ1〜1.5cm。 花は枝先に集散花序に密につき、花冠は高杯形で細長い筒部があり、淡黄色で5深裂し、径8〜10mm。裂片は狭長楕円形で筒部と同長。 果実(袋果)は円柱状披針形で長さ8〜12cm、幅1.3〜1.5cm。硬くて180度に開出する。 林縁や樹上で他のものに絡みつく 2007年2月18日 沖縄県西表島 中上 2014年5月18日 愛知県田原市 中下・花 同 上 下左・果実 2007年3月18日 沖縄県西表島 下右・葉 2014年5月18日 愛知県田原市 春先、八重山諸島の川を船でさかのぼると、川岸の樹冠を覆う黄色の花が目に付く。 鮮やかな黄色で大き目の花はナンテンカズラだ。淡黄色で小振りの花を付けているのが本種である。近づいてよく見ると、濃緑色の葉にテイカカズラによく似た花がびっしりとついている。 花が終わるとガガイモ科のような変わった果実(袋果)をつけ、後日実の様子も撮影した。 それまで沖縄でしか見ていなかったが、愛知県でやっと本土産のこの花を見た。 同じ科の仲間の花 |
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