ナンテンカズラ(南天蔓)

Caesalpinia crista


ナンテンカズラ

  • 科名・属名
  • : マメ科 ジャケツイバラ属

  • 特徴

  •  つる性の木本。
     葉は3〜5個の羽片からなり、各羽片には普通3対の小葉がつく。小葉は狭卵形〜卵形で、長さ2〜4cm、幅0.7〜2cm。
     花は腋性の総状花序となり、花冠は黄色で、径約1.5cm。雌しべの下部に軟毛が密生する。
     豆果は卵形で扁平、間がサ4〜4.5cm、幅約2.5cm。

  • 分布・生育地

  •  九州(屋久島以南)〜沖縄
     海岸近く林縁

  • 花期
  • : 3〜4月

  • 撮影月日・場所

  •  2007年2月17日 沖縄県西表島
     上は拡大写真あり(写真をクリック)
     中・花 2007年4月28日  同 上
     下・豆果 2007年4月28日  同 上

  • 撮影記

  •  冬場〜春先、八重山諸島を訪れると、マングローブ林やその近くの緑の中に黄色い花を時々見かける。本土で初夏の頃見られるジャケツイバラにちょっと感じが似た花である。
     珍しい花ではなく、車で走りながらでも周囲に気を配っていると、所々で樹冠にからまって咲いているのを目にする。花は必ずしも大きいわけではないが、黄色の花が多数集まりよく目立つ。
     マングローブ林の間を蛇行する川面に、樹冠から垂れ下がるこの花を見ると、南の島に来たなと実感させる花である。
     花が終わるとできる果実(豆果)も、小さな団扇のようで面白い形をしている。

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花アップ

豆果