マツムシソウ(松虫草)

Sczbiosa japonica


マツムシソウ1


  • 科名・属名 : マツムシソウ科 マツムシソウ属
     注.APG分類ではスイカズラ科(CAPRIFOLIACEAE)、学名(S. japonica var. japonica)

  • 特徴 :
     草丈60〜90cmの2年草。
     根は垂直に地中に伸びる。
     葉は対生、根生葉、下部〜中部の葉は羽裂し、裂片はされに分かれ、根生葉では幅広く、上部の葉では披針形になり、終裂片はは鈍頭。有毛。
     頭花は長柄の先につき、径約4cm、上向きに咲き、淡青紫色〜淡紫色。花冠は多数の筒状花からなり、中心部は小さく筒状で先は等しく5裂し、、周辺部は2唇形、上唇は小さく2裂し、下唇は大きく3裂する。雄しべは4個、長く花冠から突き出る。萼裂片は5個、針状で長さ約5mm。総苞片は2列で線形。
     果実(痩果)の小総苞は円柱状に痩果を包み、明瞭に8肋があり、上部1mmはコップ状で膜質、肋上に密に毛があり、果後に枯死する。

  • 分布・生育地 :
     北海道〜九州 (国外:日本固有)
     山地の草原

  • 花期 :   8〜10月

  • 撮影月日・場所 :
     上・全体1 1978年8月31日  長野県霧が峰
     中上・全体2 1997年8月23日    同  上
     中下・全体3、以下全て    同  上
     (上、中上、中下は拡大写真あり、写真をクリック)

  • 撮影記 :
     晩夏から初秋の霧が峰を代表する花といえば、この花をおいて他にないだろう。
     夏のニッコウキスゲほど大群落にはならないものの、そこかしこに青紫色の涼しげな花を見ることができる。
     霧が峰に限らず高原の秋を彩る花として有名で、松虫の鳴き出す頃咲くということで名づけられたように、この花が咲き出すと秋の訪れを感じさせる。

  • 葉

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花