コシジタビラコ(越路田平子)

Trigonotis brevipes var. coronata


コシジタビラコ1

  • 科名・属名
  • : ムラサキ科 キュウリグサ属

  • 特徴

  •  草丈10〜40cmの多年草。
     葉は楕円形で長さ1.5〜4cm、表面に細かい毛がある。下部のものは柄があり、上部のものは柄がない。
     花は花柄の先に密に多数つき、直径2.5〜3mm。花冠は淡青紫色。
     ミズタビラコに似るが、分果の背面に環状の付属体がある。

  • 分布・生育地

  •  本州〜九州の日本海側  山地の渓流沿い

  • 花期
  • : 5〜6月

  • 撮影月日・場所

  •  1996年6月23日 島根県出雲市
     中 2003年6月7日 福井県三方郡
     下・花   同 上

  • 撮影記

  •  図鑑を見ると本州から九州の日本海側に、ミズタビラコによく似たこの花があることが記されている。
     違いは果実(分果)の背面に環状の付属体があることのようであるが、この写真はその点を確認したうえでの撮影ではない。
     後から現地の「植物誌」を調べてこの花としたので、自信を持った同定ではない。
     その意味でも、現地でその点を確認した生態写真を撮影したいと思っている。

    同じ科の仲間の花
コシジタビラコ2

花