ルリソウ(瑠璃草)
Omphalodes krameri
科名・属名
: ムラサキ科 ルリソウ属
注.APGⅢ分類ではルリソウ属の学名は(Nihon)、以下変わらず。
特徴
:
草丈10~40cmの多年草。
茎は直立し、全体に開出毛が多い。
葉は互生、根出葉より下部の葉のほうが大きく、葉身は倒披針形で、長さ6~12cm、幅2~4cm。
花は頂生し、総状花序となり、花序は基部で2分する。花柄は0.5~1.5cm。花は直径1~1.5cm、先は5裂、喉部には鈍い2裂する白色の小突起があり、青色~青紫色、まれに白色。萼は5裂し、花時で約3mm、花後5~8mmに伸びる。
果実(分果)は4個、径約3mm、背面が環状に肥厚し、縁にはかぎ状の刺がある。
花の白いものは、
●シロバナルリソウ(f. alba)
(右下の写真)という。
分布・生育地
:
北海道、本州(中部地方以北) (国外:日本固有)
山地の林下
花期
: 4~6月
撮影月日・場所
:
上・全体1 1995年5月7日 栃木県那須高原
中上・全体2 同 上
(上、中上は拡大写真あり、写真をクリック)
中中・花1(青紫色) 同 上
中下・花2(青色) 2016年6月3日 長野県軽井沢
左下・花3(紅紫色) 2007年5月20日 同 上
右上・葉 2016年6月3日 同 上
右下・シロバナ 2007年5月20日 同 上
(右下は拡大写真あり、写真をクリック)
撮影記
:
ムラサキ科の仲間は淡青紫色の花をつけるものが多いが、本種は割合に濃い青紫の花を咲かせる。
関東近郊では軽井沢や那須の林下に多い。
新緑の明るい林下ですっきりと立ち上がって咲く花は、
ヤマルリソウ
のようなあまり立ち上がらない仲間の花を見慣れた目には新鮮に写る。
2007年、軽井沢で久しぶりに見た花は、紅紫色のものやシロバナルリソウ(右下の写真)も混じっていた。
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