ツルカメバソウ(蔓亀葉草)

Trigonotis iinumae


ツルカメバソウ1

  • 科名・属名 : ムラサキ科 キュウリグサ属

  • 特徴 :
     草丈7〜20cmの多年草。
     茎は斜上するが花後に倒れ、花序直下の葉腋から長い匐枝(走出枝)を伸ばす。
     葉は互生し、葉身は卵形、長さ3〜5cm、幅1.5〜2.5cm。先は鋭頭、基部はやや心形〜円形。下部の葉には長い葉柄がある。
     花は1つの花序を頂生し、径約1cm、白色に近い淡青色で疎らに7〜10個つく。筒部は長さ約2mm、雄しべは花筒の中央より上につく。小花柄の長さは1.5〜2.5cm。
     果実(分果)は4面体で長さ約2mm、毛がある。

  • 分布・生育地 :
     本州(中部地方〜東北地方の太平洋側)(国外:日本固有)
     山地の林下

  • 花期 :   5〜6月

  • 撮影月日・場所 :
     上・全体1 1993年5月23日  長野県諏訪郡
     中上・全体2 2017年5月30日  長野県佐久市
     中中・全体3、以下全て    同  上
     (上、中上、中中は拡大写真あり、写真をクリック)

  • 撮影記 :
     タチカメバソウによく似ているが、茎が斜上(タチカメバ:直立)して1個の花序(同:2個)出し、花後は葉腋から長い匐枝(走出枝)を出す(同:結実後は枯れる)ことが異なる。
     花後に出る匐枝は、花序のすぐ下の葉腋から出て葉を互生するが、右下の写真で匐枝が伸び始めているのがよくわかる。
     本州(東北〜中部地方)に分布し、比較的稀な種類とのことであるが、長野県では場所によっては広い群落を作っているような場所もある。

  • 葉

    走出枝

    同じ科の仲間の花
ツルカメバソウ2

ツルカメバソウ3

花

果実(分果)