マルバノホロシ(丸葉のほろし) |
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つる性の多年草。 葉は互生し、長楕円形〜狭卵形で長さ5〜10cm、幅1.5〜4cm。先は細く尖り、先端は鈍く、両面とも無毛。 花は茎の途中や葉の反対側から集散花序となってつき、花冠は淡紫色で径約1cm、深く5裂し、裂片は反り返る。花喉部は淡緑色を帯びる。 果実(液果)は球形で、径7〜10mm、赤熟する。 本州(関東地方以西)〜九州 山地林縁 2008年6月28日 山梨県甲州市 下・花 同 上 以前アップしていた株は室戸岬の暗い林下で撮影したもので、あまりいい状態でなかった。 今年、山梨県の林道脇で咲き始めのこの花に出会った。 オオマルバノホロシが湿地に成育するのに対し、本種は山地の林縁や山道際などにあり、花喉部が緑色になるので、花を覗くとよくわかる。 同じ科の仲間の花 |