|
- 科名・属名 : オミナエシ科 オミナエシ属
(注.APG分類ではスイカズラ科(CAPRIFOLIACEAE))
- 特徴 :
草丈50〜100cmの多年草。
葉は広卵形で、長さ、幅ともに7〜16cm。掌状に5〜7中裂し、裂片の縁には粗い鋸歯がある。
花は枝先に多数つき、黄色で小さい。花冠は5裂し、筒部は4〜6mm、基部に丸く突出した距がある。
ハクサンオミナエシに似ているが、全体に大きい。
- 分布・生育地 :
近畿地方(北部) 集塊岩上
- 花期 : 7〜8月
- 撮影月日・場所 :
2010年7月25日 京都府 中以下全て 同 上
- 撮影記 :
近畿地方北部のある山だけに自生していることは知っていたが、急峻な山のうえ暑い夏の最中に咲くとあって躊躇していた。
ある時、京都の花仲間から、A山とは別のもう少し行きやすい場所にあることを聞き、早速出かけることにした。
予報は35℃を超えるような暑い日、たどり着いた場所も道のない急斜面をよじ登るという、決して楽な場所ではなかった。
やっとのことで林下を抜け岩場にたどり着くと、急斜面の岩場の縁に大きなキンレイカが咲いていた。確かにハクサンオミナエシより大きい。
足元に気をつけながら撮影し、一息つくとどっと汗が吹き出してきた。
同じ科の仲間の花
|