ハルリンドウ(春竜胆)

Gentiana thunbergii


ハルリンドウ1


  • 科名・属名 : リンドウ科 リンドウ属
     注.APG分類では、学名(G. thunbergii var. thunbergii)

  • 特徴 :
     草丈5〜15cmの2年草。
     茎は基部から枝分かれし束生する。
     根元葉はロゼット状につき、葉身は卵形で、長さ1〜3.5cm、幅0.5〜2cm。茎葉は卵状披針形で、長さ5〜10mm、基部は合着し、短い鞘となる。
     花は茎頂に細長い花径を伸ばして1個つく。花柄は0.5〜3cm。花冠は鐘状筒形で青紫色、長さ2〜3cm、先は5裂して裂片間に副裂片があり、裂片は三角状披針形、副裂片は半円形で縁に小さい歯牙がある。萼筒は長さ8〜15mm、萼裂片は披針形で直立する。
     花の色の白いものがあり
     ●シロバナハルリンドウ(f.albiflora)(右下の写真)という。

  • 分布・生育地 :
     本州(福島県以南)〜九州 (国外:朝鮮、中国)
     日当たりの良いやや湿った山野

  • 花期 :  3〜5月

  • 撮影月日・場所 :
     上・全体1 1985年4月29日 千葉県山武郡
     中・全体2 2012年4月24日  愛知県岡崎市
     (上、中上は拡大写真あり、写真をクリック)
     中下・花1 2016年4月15日  鹿児島県霧島市
     左下・花2(濃色) 2023年4月11日  大分県由布市
     右下・シロバナ 2005年6月4日  長野県八方尾根
     右下は拡大写真あり、写真をクリック)

  • 撮影記 :
     フデリンドウなどに比べると花の青紫色も濃色のものが多く、また湿った場所に生える点が異なる。
     食虫植物の群生地で国の天然記念物に指定されている千葉県の成東町の湿地では、GWの頃はまだ枯草に覆われているが、よく見ると早くもこの花が顔を見せている。
     ただ、普通はこのような平地の湿地より、山の草地の湿った場所で見かけることが多い。

  • シロバナハルリンドウ

    同じ科の仲間の花
ハルリンドウ2(群生)

花1

花2(濃色)