ハルリンドウ(春竜胆)Gentiana thunbergif |
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草丈5〜15cmの2年草。 茎は根元が枝分かれし束生する。 根元から出る葉はロゼット状につく。 花は青紫色で茎頂に細長い花径を伸ばして1個つき、萼裂片は反り返らない。 花の色の白いものがあり ●シロバナハルリンドウ(f.albiflora)という。 本州〜九州 日当たりの良いやや湿った山野 1985年4月29日 千葉県成東湿地 白花 2005年6月4日 長野県八方尾根 下は拡大写真あり(写真をクリック) フデリンドウなどに比べると花の青紫色も濃く、湿気の多い場所に生える。 食虫植物の群生地で国の天然記念物に指定されている千葉県の成東町の湿地では、GWの頃はまだ枯草に覆われている。よく見ると、早くもこの花が顔を見せてくれる。 ただ、このような平地の湿地より、山の草地の湿った場所で見かけることが多い。 同じ科の仲間の花 ![]() ![]() |
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