イヌセンブリ(犬千振)Swertia diluta var. tosaensis |
|
草丈5〜30cmの1〜2年草。 茎はしばしば良く分枝し、葉は倒披針形。 花は円錐状につき、花冠は白色で5裂する。基部に2個7の密腺があり、そのまわりに長い毛がある。 センブリは薬草として知られているが、本種に薬効はない。 本州〜九州 山野の湿地 1986年11月2日 千葉県成東町 アップ 1986年11月2日 同上 開発されやすい湿地に生えるため、全国的に減少している。 この花の咲くのは秋も深まった頃、茶色に色づいた湿地の草むらの間に咲いている。 花は良く見ると、花弁の根元に他のセンブリ属にはない長い毛が生えていて面白い。 同じ科の仲間の花 |