ムラサキセンブリ(紫千振)Swertia pseudochinensis |
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センブリに似ているが、花は淡紫色であることが異なり、苦味はあるが薬用とはされない。 センブリは薬草として用いられるが、本種は関東地方にも分布はあるもののそんなに多くなく、紫色の気品あるこの花に会いたいものだと思っていた。 10月末、長崎県の平戸島に出かけた際、岩上の草つきでこの花に出会った。予想通りの美しさだった。 センブリに比べると花弁もふくよかで花も大きい。ただ、この花には薬効はないのでそっとしておいて欲しい。 2十数年後訪れたが、昔同様この花が多かったが、今回はシロバナムラサキセンブリ(左下の写真)も見つけた。 淡紫色の花も美しいが、シロバナやそれとの雑種と思われる花(左中の写真)は、花弁が白いだけでなく蜜腺溝が薄っすら紫色を帯び、しばらくカメラを向けるのも忘れるほど美しかった。 同じ科の仲間の花 |
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