タカネセンブリ(高嶺千振)

Swertia tetrapetala subsp. micrantha


タカネセンブリ

  • 科名・属名
  • : リンドウ科 センブリ属

  • 特徴

  •  草丈5〜30cmの1年草〜多年草。
     茎は多少分枝し4稜がある。葉は細長い3角形で長さ1〜3.5cm。
     花は淡青紫色で花冠は4裂し、裂片に濃青紫色の斑点がある。萼片は花冠とほぼ同じ長さ。

  • 分布・生育地

  •  本州(東北の高山、北ア北部、白山)
     亜高山帯〜高山帯の開けた草地

  • 花期
  • : 8月

  • 撮影月日・場所

  •  1985年8月3日 長野県白馬岳
     アップ  同 上

  • 撮影記

  •  東北地方から北アルプス北部の草地に生育している。
     よく似たハッポウタカネセンブリは八方尾根では一面に生えているのに、白馬岳にある本種はごく限られた場所でしか見られない。
     東北地方の高山にも分布しているが、まだ見たことはない。東北では群生しているのだろうか。
     よく似たハッポウタカネセンブリは、萼片の長さが花冠裂片より短いのに対し、本種はほぼ同じ長さである。

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花アップ