チシマリンドウ(千島竜胆)

Gentianella auriculata


チシマリンドウ

  • 科名・属名

  •  リンドウ科 チシマリンドウ属

  • 特徴

  •  草丈5〜20cm、茎は多少分枝する。
     花は赤紫色で、数個が茎頂につく。花冠の先端の裂片は卵形で先端は丸いのが特徴。内片は先端が細かく裂ける。

  • 分布・生育地

  •  北海道(礼文、利尻、増毛山地、大平山)
     高山帯の草地

  • 花期
  • : 7月末〜9月月

  • 撮影月日・場所

  •  1984年7月20日 北海道利尻岳
     アップ 1984年7月20日 同上

  • 撮影記

  •  北海道の礼文・利尻をはじめ、日本海側の一部の高山に分布している。
     普通8月から咲き始める。リシリヒナゲシを求めて登った利尻岳では、7月下旬にもう咲きだしていた。
     赤紫色のリンドウ類は他に2種類あり、本種は花冠裂片が丸いのが特徴である。
     礼文島のような低い場所では、もっと枝分かれし花つきのいい株もあるようだ。

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花アップ