アカバナルリハコベ(赤花瑠璃繁縷)

Anagllis arvensis f. arvensis


アカバナルリハコベ1

  • 科名・属名 : サクラソウ科 ルリハコベ属

  • 特徴 :
     草丈10〜30cmの1年草。帰化。
     茎は四角形で、下部は匍匐し、上部は斜上する。  葉は対生あるいは3個輪生し、卵形で長さ1〜2.5vm、幅0.5〜2cm。全縁で先は鋭頭。
     花は花柄の際に単生し、朱赤色〜黄赤色で径約1cm。花冠は5深裂する。
     ルリハコベの品種で、花が赤褐色であることが異なる。
     果実(刮ハ)は球形、径4〜5mm、横に裂ける。種子は楕円形で横断面は3角形、長さ約1.3mm。

  • 分布・生育地 :
     帰化(ヨーロッパ原産)(北海道〜九州に帰化) (国外:世界の熱帯〜暖帯)
     荒地、道端、畑

  • 花期 :   4〜7月

  • 撮影月日・場所 :
     上・全体1 2003年7月21日  東京都八丈島
     中上・全体2 2011年6月26日  東京都小笠原諸島
     (上、中上は拡大写真あり、写真をクリック)
     中下・花1 2003年7月21日  東京都八丈島
     左下・花2 2011年6月26日  東京都小笠原諸島
     右下・葉    同  上

  • 撮影記 :
     ルリハコベは伊豆七島から沖縄にかけて分布している。図鑑によればこの花は最近は北海道〜九州まで帰化しているとのことであるが、本州ではあまり見ない。
     伊豆七島には割合に多く、5月に八丈島を訪れた際見かけたものの、午後遅かったためルリハコベ同様閉じていた。
     東京都八丈島を訪れた7月、もう終わっているかと思いきや、わずかに咲き残っていた。
     小笠原諸島にはこの花が多く、道端の所々で見られたが、6月末は遅くて終わっているものが多かった。

  • 葉

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アカバナルリハコベ2

花1

花2