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- 科名・属名 : サクラソウ科 サクラソウ属
- 特徴 :
草丈10〜20cmの多年草。
ユキワリソウの変種。違いは、葉が大型で細長く、長楕円形で基部は次第に細くなるが葉柄は明確でなく、葉縁は裏面に反り返らないかやや反り返り、縁に波状の不明瞭な歯牙がある。
また果実(刮ハ)は長さ約11mmで、萼の1.5倍〜2倍の長さに伸びる。
稀に覆輪の花があり、
●フクリンレブンコザクラ(仮称)(覆輪礼文小桜)(左下の写真)という。
- 分布・生育地 :
北海道(礼文島、夕張山地、北見山地、知床半島 南千島(択捉島)) (国外:日本固有) 湿った草地
- 花期 :
- 撮影月日・場所 :
上・全体1 2007年5月12日 北海道礼文島 中上・全体2 1983年6月12日 同 上 中中・群落、以下全て(除く左下・覆輪) 同 上 (上、中上、中中、左下は拡大写真あり、写真をクリック) 左下・覆輪花 1986年6月15日 同 上
- 撮影記 :
6月頃礼文島を訪れると、林道の法面や登山道脇などに群生しているのをよく見かける。
観光で礼文島を訪れても、景勝地で記念写真を撮れば、多分足元にこの花が写っていることだろう。
ユキワリソウの変種で違いは特徴欄に記したが、それとは別に花付がよく玉のようになって咲いている株が多い。
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