エゴマ(荏胡麻)

Perilla frutescens var. frutescena


エゴマ

  • 科名・属名
  • : シソ科 シソ属

  • 特徴

  •  草丈50〜100cmの1年草。逸出帰化。
     全体に不快な臭いがある。
     葉は対生し、卵形〜広卵形で、長さ10〜15cm。長い柄があり、縁には鋸歯がある。
     花は総状の花序に密につき、花冠は唇形で淡紅色を帯びる。萼は果実時には長さ1cmになる。

  • 分布・生育地

  •  逸出帰化(東南アジア原産)  路傍

  • 花期
  • : 8〜10月

  • 撮影月日・場所

  •  2008年10月18日 栃木県渡良瀬遊水地
     下・花  同 上

  • 撮影記

  •  レモンエゴマによく似ているが、レモンエゴマは葉を揉むとレモンに似た芳香があるのに対し、この花はいい香りがしない。
     もともと栽培植物で、油をとるために栽培されていたものが、野生化して道端などで生えていることが多い。
     普段なら気にも留めない花であるが、この日は時間の余裕があったことで、いつもならカメラを向けない花も丁寧に撮影していて気がついた。

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花アップ