ハナタツナミソウ(花立浪草)

Scutellaria jyoensis


ハナタツナミソウ

  • 科名・属名
  • : シソ科 タツナミソウ属

  • 特徴

  •  草丈10〜40cmの多年草。
     茎は直立し、上向きの短毛がある。
     葉は狭卵形〜広披針形で長さ3〜6cm、幅1〜2.5cm。両面に腺点があり、表面中央脈上に細毛がある。
     花は頂生の花穂となり、一方向に唇形花をつける。花冠は青紫色で長さ27〜32mm、直立する。

  • 分布・生育地

  •  本州(中国地方)、四国 山地の林下

  • 花期
  • : 5〜6月

  • 撮影月日・場所

  •  2004年5月23日 山口県周南市
     アップ  同 上

  • 撮影記

  •  山口県に産地があると聞き、平成16年地元のUさん、Kさんと出かけた。
     神社という教えをヒントに探した場所には、花茎を上げていないタツナミソウの葉があった。しかし、周辺を歩いてみるとどうも話の様子と違う感じだった。
     翌年再挑戦すると、少し離れた別の神社が目的の場所で、そこには今を盛りとこの花が咲いていた。
     狭い場所にもかかわらず、近くにはサンヨウアオイや、ヒメウラシマソウなど初めて見る花もあり満足の1日となった。

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