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- 科名・属名 :
ウマノスズクサ科 カンアオイ属 注.APG分類では、学名(Asarum hexalobum var. hexalobum)
- 特徴 :
草丈5〜10cmの多年草。
葉は倒卵形〜卵形で、長さ5〜15cm、幅4〜8cm。先は鋭頭、基部は深い心形、表面は光沢がなく雲紋が多く、縁に短毛がある。
花は淡緑褐色で、萼筒は上下に押しつぶされたような半球形〜倒卵状球形、径1〜1.5cm、上部は著しくくびれる。萼裂片はやや開出し、卵形〜広卵形で、長さ約1cm、内側は黒褐色で、縁は波状にうねる。。雄しべは12個で、完全雄蕊は6個、仮雄蕊も6個あり、花柱は6個。
- 分布・生育地 :
本州(中国西部)、九州北部、四国南西部 (国外:日本固有) 山地林下
- 花期 : 4〜5月
- 撮影月日・場所 :
2003年5月11日 山口県光市 (上は拡大写真あり、写真をクリック) 下・花 2003年5月11日 山口県周南市
- 撮影記 :
中国地方から四国、九州に分布し、山地の林下に生えている。
ミヤコアオイに似ているが、萼筒の外側に6列の膨出部がある。
この年は、前日にタイリンアオイを撮影し、2日間で初めてのカンアオイ類を2種も撮影でき大喜びした。
ただ、雨模様で植林地の林下は暗く、写真は撮りづらかった。
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