ホソバヤマジソ(細葉山紫蘇)Mosla chinensis |
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草丈10〜30cmの1年草。 茎は紫色を帯び、下向きの毛がある。 葉は対生し、披針形〜広線形で長さ1.5〜3cm、幅2〜6mm。先は尖り、縁には低い鋸歯があり、両面に微毛がある。 花は茎頂に総状になるか葉腋に短い花序を作って密につき、花冠は唇形、淡紅色で長さ3mm程度。 本州(中国地方)、九州 日当たりのいい丘陵地 2007年10月6日 長崎県北松浦郡 アップ 同 上 急な岩場に登りきると、遠くに海を望む岩場の上に出た。 「このあたりにあるはず」と足元に注意しながら探すが、花らしきものはなく枯れたように葉を丸めた植物ばかり。岩場の外れまでいってもダンギクがわずかに咲いているくらい。簡単に見つかると思っていただけに一瞬不安がよぎる。 再度注意しながら探す。すると小さなピンクの花が目に入った。シソ科特有の唇弁花だ。その周辺に何株か小さな花が見えた。やっと見つけホッとする。 よく見ると、枯れたように葉を丸めていた植物はこの花だった。雨が少なかったのか、時期的に遅かったのか、花をつけている株はわずかだった。 同じ科の仲間の花 |