ホトケノザ(仏の座)

Lamium amplexicaule


ホトケノザ

  • 科名・属名 : シソ科 オドリコソウ属

  • 特徴 :
     草丈10〜30cmの2年草。
     茎は直立し、基部で分枝する。
     葉は対生し、扇状円形で長さ幅とも1〜2.5cm。縁には鈍い鋸歯があり、下部の葉には長い柄がある。
     花は上部の葉腋に唇形花を密につけ、花冠は細長い筒形で紅紫色、長さ17〜20mm。
     花の白いものがあり、
     シロバナホトケノザ(f. albiflorum)(左下の写真)という。
     別名 サンガイグサ(三階草)

  • 分布・生育地 :
     本州〜沖縄  道端や畑

  • 花期 :   3〜6月

  • 撮影月日・場所 :
     2002年3月30日  東京都日野市
     (上は拡大写真あり、写真をクリック)
     中・花 1986年4月13日  茨城県水海道市
     下左・白花 2015年3月6日  群馬県高崎市
     下右・葉 2011年5月9日  徳島県大津郡

  • 撮影記 :
     サンガイグサ(三階草)の異名もあるように、段々になった唇形花をつける。
     春の七草にある「ホトケノザ」はキク科のコオニタビラコのことで、別の花である。
     春早く咲き始める花の一つで、よくヒメオドリコソウと混生しているのを目にする。
     花つきはややまばらなものの群生することが多く、地面を赤紫色に染めて咲いている場面に時たま遭遇する。

  • 葉

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花

シロバナホトケノザ