キバナオドリコソウ(黄花踊子草)

Lamium galeobdolon


キバナオドリコソウ

  • 科名・属名
  • : シソ科 オドリコソウ属

  • 特徴

  •  草丈15〜30cmの多年草。帰化。
     茎は下部で分岐して開花時に立ち上がり、四角形で下向きの短い毛がある。
     花後、株の基部から匍匐枝を伸ばして広がって増える。
     葉は対生し、卵形〜心臓形で、長さ5〜8cm。先は鈍頭、縁には鋸歯がある。下部の葉には長い葉柄がある。
     花は上部の葉腋に数個つき、黄色で唇形、長さ約1.5cm。
     別名 ツルオドリコソウ

  • 分布・生育地

  •  逸出帰化(ヨーロッパ東部〜西アジア原産)
     林縁などの半日陰

  • 花期
  • : 4〜5月

  • 撮影月日・場所

  •  2014年4月20日  神奈川県川崎市
     中・花、下・葉    同  上

  • 撮影記

  •  自宅近くの小道を自転車で走ると、墓地に続く竹林の下に黄色の花が見えた。
     この時期黄色い花は何だろうかと入ってみると、オドリコソウによく似て黄色のこの花が生えていた。
     植えてあるのかと思ったが、そのような気配のない竹林の縁、どこかで栽培していたものが逸出したものだろうと判断した。
     帰って調べると、やはり園芸種の逸出、和名は見た目どおりのキバナオドリコソウで、葉に銀灰色の斑の入るものは亜種(subsp. argentatum)のようだ。

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花

葉