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- 科名・属名 : シソ科 オドリコソウ属
- 特徴 :
草丈15〜30cmの多年草。逸出帰化。
茎は下部で分岐して開花時に立ち上がり、四角形で下向きの短い毛がある。
花後、株の基部から匍匐枝を伸ばして広がって増える。
葉は対生し、卵形〜心臓形で、長さ5〜8cm。先は鈍頭、縁には鋸歯がある。下部の葉には長い葉柄がある。
花は上部の葉腋に数個つき、黄色で唇形、長さ約1.5cm。
別名 ツルオドリコソウ
- 分布・生育地 :
逸出帰化(ヨーロッパ東部〜西アジア原産) (国外:原産地以外でも園芸逸出) 林縁などの半日陰
- 花期 : 4〜5月
- 撮影月日・場所 :
上・全体1 2014年4月20日 神奈川県川崎市 中・全体2 2023年3月31日 同 上 (上、中は拡大写真あり、写真をクリック) 左下・花 2014年4月20日 同 上 右上・葉(表) 同 上 右下・葉(裏) 2023年3月31日 同 上
- 撮影記 :
自宅近くの小道を自転車で走ると、墓地に続く竹林の下に黄色の花が見えた。
この時期黄色い花は何だろうかと入ってみると、オドリコソウによく似た黄色の花が生えていた。
植えてあるのかと思ったが、そのような気配のない竹林の縁、どこかで栽培していたものが逸出したものだろうと判断した。
帰って調べると、やはり園芸種の逸出、和名は見た目どおりのキバナオドリコソウで、葉に銀灰色の斑の入るものは亜種(subsp. argentatum)のようだ。
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