コケトウバナ(苔塔花)Clinopodium multicaule var. minimum |
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草丈約5cmの多年草。 葉は卵形〜長卵形で長さ4〜7mm、粗い鋸歯がある。 花は茎頂につき、花冠は白色で長さ5〜7mm。 ヤマトウバナの変種で、葉や花がごく小さい。 本州(奈良県)、九州(屋久島) 山地の木陰 2006年9月5日 鹿児島県屋久島 下 同 上 地面に張り付くようにして咲く小さな花で、屋久島の登山道脇ではよく見られる。コケの和名は、苔に似ているのではなく、苔のように小さいという意味だろうということが納得できる。 小さな花なので花1個では絵になりにくいと2〜3個ついた株を探す。ところが、ゴミの除去や構図の関係で少しでも触ると、ポロッと花が落ちてしまうことが多い。 翌日、別の場所でやっと満足できる株に出会った。 同じ科の仲間の花 |