ミカエリソウ(見返り草)

Leucosceptrum stellipilum


ミカエリソウ

  • 科名・属名
  • : シソ科 テンニンソウ属

  • 特徴

  •  草丈40〜100cmの半低木。
     枝には葉裏や花序同様、密に星状毛がある。
     葉は対生し、楕円状〜長楕円形で長さ10〜20cm、幅6〜12cm。鈍い鋸歯がある。
     花は茎頂の長さ10〜18cmの円柱状花序に、唇形花を密につける。花冠は淡紅色で長さ8〜10mm。
     苞は扁円形で先は短く尖る。

  • 分布・生育地

  •  本州(福井県以西) 山の木陰

  • 花期
  • : 9〜10月

  • 撮影月日・場所

  •  1994年10月16日 三重県多気郡
     中・花、下・葉 2011年10月10日 三重県三重郡

  • 撮影記

  •  淡紅色のテンニンソウといった感じの花で、西日本の深山の谷あいなどで見られる。
     振り返ってみるほど美しいとのことで和名がつけられているが、色のせいかもともと花つきが少ないのか、なんとなく寂しげに見える花である。
     美人に例えるとすると、つつましやかな古風の美人か。

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花

葉