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 科名・属名: シソ科 テンニンソウ属
 特徴:草丈50〜100cmの多年草。茎は四角で、硬くて強い。葉は長楕円形〜広披針形で、長さ10〜25cm、幅3〜9cm。先は鋭く尖り鋸歯があり、ほとんど無毛。
 花は茎頂に円柱状花序に唇形花を密につけ、花冠は淡黄色。
 よく似たフジテンニンソウは葉裏中肋に開出毛がある。
 
 分布・生育地: 北海道〜本州 山の木陰や草原
 花期: 8〜10月
 撮影場所・月日: 1984年8月21日 徳島県剣山 アップ 1982年8月22日 長野県白馬山麓
 撮影記:秋、山の木陰や草原で、歯ブラシの淡黄色の穂のような花をつけ、群生していることが多い。
 葉裏に毛のあるフジテンニンソウという品種も見た目は変わらないので、見かけたら葉裏の毛を確認しておいたほうがいい。
 
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