モミジバヒメオドリコソウ(紅葉葉姫踊子草)

Lamium dissectum


モミジバヒメオドリコソウ

  • 科名・属名
  • : シソ科 オドリコソウ属

  • 特徴

  •  草丈10〜30cmの2年草。帰化。
     茎は基部でよく分岐し、4稜がある。
     葉は対生し、広卵形で、表面は葉脈が凹んで縮緬上になり、縁に深い鋸歯があるか深裂する。下部の葉には葉柄があるが、上部のものは無柄。下部の葉は花時に枯れる。
     花は上部の葉腋に数個ずつつき、花冠は淡紅紫色で唇形、長さ約15mm。
    別名 キレハヒメオドリコソウ

  • 分布・生育地

  •  帰化(ヨーロッパ原産)  道端、畑地

  • 花期
  • : 3〜4月

  • 撮影月日・場所

  •  2013年4月7日 広島県庄原市
     中・花、下・葉   同 上

  • 撮影記

  •  春先、花のまだ多くない時期に見られるので、帰化植物ながら目にしたいものだと思っていた。
     しかし、そのつもりで探していても、見つかるのは葉が深く切れ込まないヒメオドリコソウばかりだった。
     中国地方の山地に出かけた際、道端でやっとこの花に出会えた。
     極端に寒い日、花の咲いていた山陰には、日中降った雪が消えずに残っていた。

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花

葉