ニガクサ(苦草)Teucrium japonicum |
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草丈30〜70cmの多年草。 茎は時に下向きの毛があり、地下に細長い走出枝を出す。 葉は卵状長楕円形〜広披針形で長さ5〜10cm、幅2〜3.5cm。先は尖り不揃いの鋸歯がある。 花は茎頂や葉腋に花穂を出し、淡紅色の唇形花をつける。花冠は長さ1〜1.2cm。萼には短毛があるが腺毛はなく、萼の先は5裂し上側の裂片はとがる。 日本全土 山野のやや湿った日陰 1999年7月25日 東京都高尾山 名前はニガクサ(苦草)とつけられているものの、センブリのように苦いわけではない。 夏、林下の路傍などで咲いているのに出会うが、目立つ花ではない。 ただ、唇形花は近づいて見ると面白い形をしている。 同じ科の仲間の花 |