シマジタムラソウ(島路田村草)Salvia isensis |
|
草丈20〜80cmの多年草。 茎は四角形で、下部に毛がある。 葉は1〜2回羽状複葉で、茎の下部に集まってつくことが多い。 小葉は卵形で、先端のものが一番大きく、側裂片はやや小型、縁には少数の鈍い鋸歯がある。 花は茎の先に穂状にややまばらにつき、花冠は淡青紫色で長さ8〜10mm程度。雄しべは曲がらず花冠の外に突き出る。 本州(東海地方) 蛇紋岩地、湧水地周辺の林縁、草地 2004年8月19日 愛知県 アップ 2005年8月21日 同 上 東海地方の蛇紋岩地帯には固有の変化をとげた植物が多く、そのひとつミカワマツムシソウを撮影に出かけた。 蛇紋岩地帯は赤茶けた地肌がむき出しの場所が多く、生えている草木も草丈の低いものが多い。 そんな草むらとの境目にこの花が咲いていた。人の通る場所のため踏みつけられいじけた株が多く、あまりいい写真とならなかった。 同じ科の仲間の花 |