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- 科名・属名 : マツムシソウ科 マツムシソウ属
注.APG分類ではスイカズラ科(CAPRIFOLIACEAE)、属名以下変わらず
- 特徴 :
草丈60〜90cmの2年草。
マツムシソウの変種で、葉は羽状に全裂し母種とよく似ている。
マツムシソウとは花が異なり、直径1〜2cmと小さく、また母種が6〜16個の長い舌状花があるのに対し、舌状花はないか3〜5個の短い舌状花がある。
小花数は15〜30個と半分程度。萼の針状裂片の長さは1〜2mmと半分くらい。
- 分布・生育地 :
本州(東海地方) (国外:日本固有) 低山地や丘陵の日当たりのいい草地
- 花期 : 8〜10月
- 撮影月日・場所 :
上・全体1 2004年9月23日 愛知県新城市 中上・全体2 2017年9月26日 同 上 (上、中上は拡大写真あり、写真をクリック) 中中・花1、以下全て 同 上
- 撮影記 :
低い樹木に囲まれ、他の植物がほとんど生えていない蛇紋岩地にその花はあった。
ナベナのような枝分かれした先に、マツムシソウを小さくしたような花をつけ、一見してどの種とも違うなと思った。
この植物を研究した須山、植田氏がマツムシソウの変種として発表したミカワマツムシソウだった。
特徴の欄に書いたように、マツムシソウに比べ、花が小さいこと、小花の数が少ないこと、萼の針状裂片が短いなどの相違点がある。
しかし、花が小さいにもかかわらず草丈は大きいので、撮影には苦労するタイプの花である。
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