シナノアキギリ(信濃秋桐)Salvia koyamae |
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草丈50〜80cmの多年草。 茎は基部で倒伏し、節から根を出し、全体に腺毛が多い。 葉は円心形で長さ8〜20cm、先は鋭く尖り、縁には鋸歯がある。葉には長い葉柄があり、両面には軟毛が多い。 花は花茎の先に総状花序に唇形花をまばらにつける。花冠は淡黄色で長さ2〜3cm。 本州(長野、群馬県の一部) 山の木陰 1997年8月23日 長野県 アップ 同 上 キバナアキギリの葉がほこ形で基部が張り出しているのに対し、本種では円心形で基部の張り出しがない。キバナアキギリと葉を比較してみるとよくわかる。 長野県の湖畔の林下で群生に出会ったが、花付が悪くて写真にできる株が少ないうえに、さわるとポロっと花が落ちてしまい苦労した。 どこにでもありそうな花であるが、長野県と群馬県の一部にしか知られていない。 同じ科の仲間の花 |