タカクマヒキオコシ(高隈引起し)

Isodon shikokianus (Makino) H.Hara var. intermedius


タカクマヒキオコシ1

  • 科名・属名
  • : シソ科 ヤマハッカ属

  • 特徴

  •  草丈40〜80cmの多年草。
     茎には下向きの毛が生える。
     葉は広披針形〜長卵形で長さ5〜13cm、幅1.5〜4cm。先は鋭く尖り、鋭い鋸歯がある。基部はくさび状になり葉柄に移行する。
     花は唇形で、花冠は青紫色、長さ8〜11mm。

  • 分布・生育地

  •  本州(関東以西の太平洋側)、四国、九州
     山地の木陰

  • 花期
  • :  8〜10月

  • 撮影月日・場所

  •  2003年9月21日  鹿児島県高隈山
     下 2000年10月4日  静岡県引佐郡

  • 撮影記

  •  鹿児島県の高隈山の名前がが付けられているが、特産種ではなく関東地方以西の太平洋側から九州にかけて広く分布する。
     上の写真はタカクマホトトギスを撮影に出かけた際、林下で見かけた。
     タカクマホトトギスもこの花も少し花期的には遅めだった。

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タカクマヒキオコシ2