タカクマホトトギス(高隈杜鵑草)Tricyrtis ohsumiensis |
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草丈10〜50cmの多年草。 茎はほぼ直立し、毛がない。 葉は長楕円状で先は尖り、長さ6〜25cm、幅4〜8cm。 花は葉腋に1〜2個7つき、上向きに咲く。花被片は淡黄色で赤褐色の斑点がある。 九州(大隈半島) 山地の湿った岩場 2003年9月21日 鹿児島県高隈山 アップ 同 上 タカクマの名があるように、鹿児島県の高隈山で発見され、大隈半島の山に生育している。 黄色い花をつけるホトトギスは全て見たいものだと想い、最後に残ったのがこの花とジョウロウホトトギスだった。 高隈山に出かければ撮影できると聞き、台風一過の好天の日、高隈山に登ると登山道際ですぐに見つかった。 よく似たキバナノホトトギスに比べると花期が2週間程度早いらしく、終わりがけの花が多かった。 キバナノホトトギスとは、葉の幅が広いことや、花色が淡いこと赤褐色の斑点が少ないことで区別できる。 アップの写真のように赤褐色の斑点はないものもある。 同じ科の仲間の花 |