チシマオドリコソウ(千島踊子草)

Galeopsis bifida


チシマオドリコソウ

  • 科名・属名
  • : シソ科 チシマオドリコソウ属

  • 特徴

  •  草丈25〜50cmの1年草。
     茎は直立して分枝し、下向きの長い剛毛がある。
     葉は狭卵形で長さ4〜8cm、幅2〜3cm。先は尖り、縁には鋸歯があり、1〜2cmの葉柄がある。
     花は上部の葉腋に唇形花を輪生する。花冠は淡紅紫色で長さ1.5cm。
     花の白いものがあり、
    シロバナチシマオドリコソウ(仮称)という。

  • 分布・生育地

  •  北海道、本州(中部地方以北)
     やや湿った道端

  • 花期
  • :  7〜8月

  • 撮影月日・場所

  •  1991年8月4日  北海道河東郡
     中・花 2014年7月8日  北海道北見市
     下左・白花 1990年8月5日  北海道根室市
     下右・葉 2014年7月8日  北海道北見市

  • 撮影記

  •  本によっては、ユーラシア原産の帰化植物扱いになっていたり、全てまたは本州のものだけが帰化となっていたりする。
     クルマバナに似た雰囲気もあり、最初は勘違いしていた。
     北海草には比較的多く、この写真も観光を兼ねて出かけた士幌町のバルーンフェスティバル会場近くの道路際などで咲いていたものである。
     子供がバルーンの体験試乗をしているときに、撮影もそこそこに花に夢中になり、子供の写真の少なさに憤慨された記憶が懐かしい。

    葉

    同じ科の仲間の花
花

シロバナチシマオドリコソウ