アラゲヒョウタンボク(粗毛瓢箪木)

Lonicera strophiophora


アラゲヒョウタンボク

  • 科名・属名
  • : スイカズラ科 スイカズラ属

  • 特徴

  •  高さ1〜2.5mの落葉低木。
     葉は対生し、卵形〜長楕円状卵形で長さ3〜11cm、幅2〜5cm。先は鈍頭または急に短く尖り、基部はくさび形、縁や裏面脈上、葉柄には長い開出毛が多い。
     花は花柄の先に2個ずつつき、花冠は漏斗状で先は5裂して下垂し、長さ2〜3cm、初め緑白色で後に淡黄色を帯びる。苞は葉状で長さ1〜2cm。
     果実(液果)は離生し球状で、径5〜10mm、赤熟する。

  • 分布・生育地

  •  北海道(西南部)、本州、四国(剣山)
     山地、石灰岩地

  • 花期
  • : 4〜5月

  • 撮影月日・場所

  •  1984年4月15日 新潟県弥彦山
     下・花   同 上

  • 撮影記

  •  オオミスミソウの撮影に出かけた新潟県弥彦山塊、オオミスミソウの色違いやカタクリの競演に目を奪われていた。
     下ばかり眺めていたので、目を上げてホッと一息つくと、目の前にこの花が咲いていた。
     淡黄色の花の基部を葉状の大きな苞が包むようにつき、それが他の仲間との大きな違いになっている。

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花