|
- 科名・属名 : スイカズラ科 スイカズラ属
- 特徴 :
半常緑性のつる性木本。
茎は蔓となって長く伸び、よく分枝して茂る。樹皮は帯紫色で毛はない。
葉は対生し、卵形〜狭卵形で、長さ5〜10cm、幅2〜6cm。質は厚く、先は鈍形、基部は円形または浅心形で、両面とも無毛。
花は枝先の葉腋の花茎の先に2個ずつつき、白色で後に黄色に変わる。花冠の長さは3〜4cm、二唇形で上唇は浅く4裂し、下唇は線形で下垂する。苞は披針形で、長さ2〜3mm。
果実(液果)は球形で径7〜10mm、黒熟する。
- 分布・生育地 :
本州(紀伊半島、中国地方)〜沖縄 (国外:中国) 海岸の近くの林縁
- 花期 : 5〜7月
- 撮影月日・場所 :
2005年5月14日 沖縄県国頭郡 中 2016年5月13日 同 上 (上、中は拡大写真あり、写真をクリック) 下左・花、下右・葉 同 上
- 撮影記 :
スイカズラによく似たつる性の植物で、暖地の海岸近くの林縁で見られる。
スイカズラとの違いは、苞が披針形で葉状にならない、茎に毛がないことなどで区別される。
屋久島や沖縄で見かけたが、いずれも海岸近くを走る道路際の林縁で、車を止めて撮影した。
同じ科の仲間の花
|