ハヤザキヒョウタンボク(早咲瓢箪木)

Lonicera praeflorens var. japonica


ハヤザキヒョウタンボク

  • 科名・属名
  • : スイカズラ科 スイカズラ属

  • 特徴

  •  高さ1〜2mの落葉低木。
     枝は無毛で中実、樹皮は灰褐色で縦に裂ける。
     葉は対生し、卵形〜卵円形で長さ3〜6cm、幅2〜4cm。先は短く尖り、両面に軟毛が密生する。
     花は葉が展開する前に茎頂に2個ずつつき、花冠は漏斗形で先は5深裂し、白色で時に淡紫色を帯び、径1〜1.5cm、花筒は長さ4〜5mm、花冠は無毛。
     果実(液果)は球形で離生し、径6〜10mm、紅熟する。

  • 分布・生育地

  •  本州(宮城、関東北部、甲信) 山地

  • 花期
  • : 4〜5月

  • 撮影月日・場所

  •  2005年4月16日 長野県小諸市
     下・花   同 上

  • 撮影記

  •  花仲間数人とミチノクフクジュソウを撮影に出かけた信濃路、途中とある神社に立ち寄る。
     まだ芽吹き前の明るい雑木林、山道をたどると目の前の細い枝先に、淡白色の花が咲いていた。
     同行のMさんから「ハヤザキヒョウタンボク」と教えられ、木本は得手ではないが、数カット撮影した。

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花