カンボク(肝木)

Viburnum opulus var. calvescens


カンボク

  • 科名・属名 : スイカズラ科 ガマズミ属
     注.APG分類ではレンプクソウ科(ADOXACEAE)

  • 特徴 :
     2〜6mの落葉小高木。
     枝はよく分枝し、樹皮は暗灰褐色〜灰黒色で、古くなると不揃いに剥がれる。
     葉は対生し、広卵形で3中裂し(まれに単葉)、長さ幅とも4〜12cm。裂片の先は鋭尖頭または尾状鋭尖頭、縁は基部を除いて粗い鋸歯があり、基部は切形〜広いくさび形。表面は無毛で、裏面は小細毛がある。
     花は枝先に径6〜12cmの散房花序をだし、中心部に径約4mmの両性花が、その縁を直径2〜3cm、白色で5弁の装飾花が取り巻く。
     果実(核果)はほぼ球形で長さ6〜9mm、赤熟する。

  • 分布・生育地 :
     北海道〜本州(中北部)  山地

  • 花期 :  5〜7月

  • 撮影月日・場所 :
     2012年6月23日  栃木県那須塩原市
     中・花、下・葉    同  上

  • 撮影記 :
     ある花を目的に訪れた栃木県北部の山、目的の花に出会う前にこの花の群生に出迎えられた。
     中心部に両性花、周辺には装飾花と、花はヤブデマリなどによく似ているが、本種の葉は3裂するのですぐにわかる。
     中部地方以北の内陸部や日本海側に分布していて、林縁を純白の装飾花が一面に覆う光景は、気持ちを明るくしてくれる。

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花

葉