タヌキモ(狸藻)

Utricularia vulgaris var. japonica


タヌキモ1

  • 科名・属名
  • : タヌキモ科 タヌキモ属

  • 特徴

  •  草丈(花茎)10〜20cmの多年草。食虫植物。
     茎はやや太く、葉を密に互生する。
     水中葉は細かく分裂し、長さ3〜5cm、長さ3〜4mmの捕虫嚢を多数つける。
     花は花茎の先に4〜7個つき、花冠は黄色で径約1.5cm。花軸は主軸よりも細い。
     越冬芽は主茎の先につき、球状で緑色。

  • 分布・生育地

  •  北海道〜九州  池や水田

  • 花期
  • : 7〜9月

  • 撮影月日・場所

  •  2010年8月21日 新潟県十日町市
     中 1993年8月13日 静岡県磐田市
     下・花 2010年8月21日 新潟県十日町市

  • 撮影記

  •  帰省した際、「イヌタヌキモ」があると教えられて撮影したが、池の中で近づくことができず望遠で撮影した。
     深く考えもせずアップしていたが、ある方から「タヌキモ」ではないかのご指摘を頂いた。
     早速、写真や文献のチェックをしたところ、越冬芽のつき方や色・形をみないと確実なことはいえないが、どうやら「イヌタヌキモ」とは違うようで、早速修正した。
     2010年、新潟県の池では、案内看板にこの花のことが記してあったうえ、池の縁の浅い場所で群生していて、じっくり撮影できた。

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タヌキモ2

花