タヌキモ(狸藻)Utricularia vulgaris var. japonica |
|
草丈(花茎)10〜20cmの多年草。食虫植物。 茎はやや太く、葉を密に互生する。 水中葉は細かく分裂し、長さ3〜5cm、長さ3〜4mmの捕虫嚢を多数つける。 花は花茎の先に4〜7個つき、花冠は黄色で径約1.5cm。花軸は主軸よりも細い。 越冬芽は主茎の先につき、球状で緑色。 北海道〜九州 池や水田 2010年8月21日 新潟県十日町市 中 1993年8月13日 静岡県磐田市 下・花 2010年8月21日 新潟県十日町市 帰省した際、「イヌタヌキモ」があると教えられて撮影したが、池の中で近づくことができず望遠で撮影した。 深く考えもせずアップしていたが、ある方から「タヌキモ」ではないかのご指摘を頂いた。 早速、写真や文献のチェックをしたところ、越冬芽のつき方や色・形をみないと確実なことはいえないが、どうやら「イヌタヌキモ」とは違うようで、早速修正した。 2010年、新潟県の池では、案内看板にこの花のことが記してあったうえ、池の縁の浅い場所で群生していて、じっくり撮影できた。 同じ科の仲間の花 |
|