カンサイスノキ(関西酢の木)

Vaccinium smallii var. versicolor


カンサイスノキ1

  • 科名・属名 : ツツジ科 スノキ属

  • 特徴 :
     高さ1〜2mの落葉低木。
     スノキに似ているが、葉の裏面主脈の下部に曲がった粗い毛が生え(無毛の場合もある)、葉柄にも粗い毛がある。
     上記以外はスノキと違いはなく、スノキの分布域である中部地方辺りではスノキと区別の難しい個体もある。

  • 分布・生育地 :
     本州(東海〜中国地方)、四国 (国外:日本固有)
     山地の林内、林縁

  • 花期 :   5〜6月

  • 撮影月日・場所 :
     上・全体1 2014年5月6日  山口県美祢市
     中・全体2、以下全て    同  上
     (上、中は拡大写真あり、写真をクリック)

  • 撮影記 :
     GWに九州〜中国〜近畿と花見を行い、多くの初見の花に出会えた楽しい旅となった。
     特にこれまでの草本中心から木本に目を向け始めたこともあり、多くの木の花に出会えた。
     山口県で現地の花仲間とともに訪れた低山地、関東では見られないコバンノキの撮影に向かう途中、林縁でこの花を教えられた。
     しばらく前に静岡県でスノキを見ていたがほとんど同じようで、葉の裏面主脈の下部や葉柄の毛に違いがあると教えられ、確認して撮影した。

  • 葉(表)

    葉(裏面下部)・葉柄・茎

    同じ科の仲間の花
カンサイスノキ2

花