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- 科名・属名 : ツツジ科 ツツジ属
- 特徴 :
高さ0.5〜3mの半落葉低木。
ヤマツツジの変種とされる。
ヤマツツジと比べると、春葉が長さ2〜4cm、幅0.8〜1cmとやや小さい。
また、花も径2.5〜3cmと少し小さ目である。
- 分布・生育地 :
長崎(五島列島)、鹿児島(甑島) (国外:日本固有) 林縁、岩地
- 花期 : 5〜6月
- 撮影月日・場所 :
上・全体1 2013年6月16日 鹿児島県甑島 中・全体2、以下全て 同 上 (上、中は拡大写真あり、写真をクリック)
- 撮影記 :
サツマチドリの撮影に鹿児島県の甑島を訪れた。
100mを越える海岸の岩壁上部に生えるこのランの撮影は命がけ、天候にも恵まれないと自生地まで近づけない。梅雨のわずかな晴れ間を狙って切符を手配し、道なき樹林下を歩き、ロープを使いながら岩峰の上を辿った。
やっと花を撮影し安全な林道まで戻ると、張り詰めていた気持ちが緩み急に疲れを感じた。
そんな時、林道の法面や林縁に咲くヤマツツジを見つけた。高さ50cm程度の低木もやや小振りな朱赤色な花が咲いていた。
こんな低地で今頃ヤマツツジがと不思議に思い、色々と撮影した。
帰って調べると、九州の五色列島や甑島に分布するヤマツツジの変種で、花や葉が少し小さいのが特徴であると書かれていた。
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