|
- 科名・属名 : アブラナ科 ヤマハタザオ属
- 特徴 :
草丈20〜40cmの多年草。
茎は直立し白い単毛と2分毛がある。
根元から出る葉は長楕円形かへら形で、両面に星状毛がある。茎葉の基部は茎を抱く。葉は厚く革質。
花は茎頂、花弁は4個、白色、長倒卵形で長さ約1cm先はへこむ。
果実(長角果)は直立して主軸に接し、長線形で長さ2〜6cm、幅1〜2mm、無毛。
- 分布・生育地 :
北海道〜九州 海岸の砂地
- 花期 : 4〜6月
- 撮影月日・場所 :
1985年5月6日 東京都伊豆七島 中 2001年4月22日 石川県 下左・花 1983年6月11日 北海道礼文島 下右・実 2014年7月11日 北海道斜里郡
- 撮影記 :
海岸の砂地に生え、全国に分布する。礼文の海岸でも日本海側の砂浜でも、また太平洋側でも良く見かける。
春先、花の少ない砂地で比較的高さのあるこの花はよく目立つ。
下の写真の石川県のある海岸では、イソスミレの群落の中で、スミレを見下ろすかのように咲いていた。
同じ科の仲間の花
|