カワチスズシロソウ(河内蘿蔔草)

Arabis flagellosa var. kawachiensis


カワチスズシロソウ

  • 科名・属名
  • : アブラナ科 ヤマハタザオ属

  • 特徴

  •  10〜25cmの多年草。
     スズシロソウの変種で非常によく似ているが、スズシロソウが花後走出枝を出すのに対し、本種は走出枝を出さないことが違いである。
     平成7年、スズシロソウの変種として発表された。

  • 分布・生育地

  •  本州(大阪府) 山の沢沿い

  • 花期
  • : 3〜4月

  • 撮影月日・場所

  •  2005年4月9日 大阪府
     花アップ  同 上

  • 撮影記

  •  花後走出枝を出さないことでスズシロソウの変種とされたこの花、発表されたのが近年であるため最初は皆目見当がつかなかった。
     この花についての情報を大阪のMさんからいただき、花仲間とともに大阪に撮影に出かけたのは2005年の春だった。
     山道を登りつめると沢沿いに白い花が現れ始めた。これが本種と教えられたが、花時では走出枝もはっきりしない。少し立ち気味に咲いている感じはしたが、スズシロソウとあまり変わらなかった。

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花アップ