コンロンソウ(崑崙草)

Cardamine leucantha


コンロンソウ1

  • 科名・属名
  • : アブラナ科 タネツケバナ属

  • 特徴

  •  草丈30〜70cmの多年草。
     茎は直立して上部で少し分枝し、短い毛がある。
     葉は奇数羽状複葉で、5〜7個ある小葉は長楕円状披針形、長さ4〜10cm、幅1〜3cm。先は尖り、粗い鋸歯があり、両面に毛がある。葉には長い葉柄がある。
     花は茎の先に総状花序につき、花弁は白色で直径約7〜10mm。

  • 分布・生育地

  •  北海道〜九州 山地や川辺の水湿地

  • 花期
  • : 4〜7月

  • 撮影月日・場所

  •  2003年4月27日 広島県帝釈峡
     下 1993年5月15日 新潟県北蒲原郡

  • 撮影記

  •  初夏の山、山の小さな沢沿いに白い花を一杯に咲かせているのをよく目にする。
     中部地方の山中ではよく似たヒロハコンロンソウも見かけるが、本種のほうが葉がやや細く長い。
     登山道際に咲く花はつい面倒くさく見過ごしてしまうが、この花のよく咲く水辺は休憩すること時が多く、思いのほかいろいろな場所で撮影していた。

    同じ科の仲間の花
コンロンソウ2