オオケタネツケバナ(大毛種漬花)Cardamine dentipetala |
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草丈20〜50cmの多年草。 オオバタネツケバナに似るが、草丈も花もやや大きい。 茎は直立し、普通は毛があるがない場合もある。 葉は頭大羽状複葉で、頂小葉は側小葉よりはるかに大きく、側小葉は2〜5対あり、切れ込みがある。 花は総状花序となり、花弁は白色。 長角果には毛がある。 本州(近畿地方以北の日本海側) 沢沿いや湿った林下 2008年4月29日 滋賀県米原市 中・果実、下・花 同 上 ネコノメソウの仲間を撮影に出かけた滋賀県北部の谷間、柔らかな色を見せる新緑と青空、風も爽やか、気持ちのいい花散歩だ。 そんな登山道際にタネツケバナが咲いていた。これまでなら特に注意も払わずに通り過ぎるところだが、今年のタネツケバナのチェックは厳しい。小葉の様子、すでに実になっていた長角果もルーペで覗く。 側小葉に粗い鋸歯がある。決め手は長角果の毛、しっかり生えている。間違いなく本種だ。登山道際に腰を下ろし、中間リングを入れて毛の様子もしっかり撮影した。 ただ、フィルムカメラはどう撮れたのか、その場で確認できない。超アップの場合はピントがずれていて、出来上がってから後悔することが度々ある。必然的に何カットも写すことになる。こんな時ばかりはデジカメが羨ましい。 同じ科の仲間の花 |
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