- 科名・属名 ：
- 特徴 ：
- 分布・生育地 ：
- 花期 ： ６〜７月
- 撮影月日・場所 ：
- 撮影記 ：
アブラナ科 グンバイナズナ属
草丈８〜２０ｃｍの多年草。
茎は分枝し、全草無毛で粉白色を帯びる。
根出葉は倒卵形で長さ２〜５ｃｍで長い柄がある。茎葉は卵形〜広楕円形で長さ６〜１２ｍｍ。基部は矢筈形で茎を抱く。
花は総状花序になり、白色で直径約６ｍｍ。
花序は花後伸びて２〜３ｃｍになり、果実は扁平で長さ３．５〜４．５ｍｍ。
北海道 高山の砂礫地や岩礫地
1982年7月4日 北海道夕張岳
下 1986年6月29日 同 上
北海道の夕張岳は蛇紋岩の山で、ユウバリソウをはじめいくつかの固有植物があり、hanamistとしては見逃せない山だ。
ただ、最近はあまりにもオーバーユースのため、特産種の生える蛇紋岩崩壊地などがロープなどで厳重に保護され、遠くから眺めるしかないとのことで、非常に残念だ。
しかし、この花はそんな保護地に入らずとも登山者に踏みつけられないかと心配になりそうな登山道際に生えていた。
和名の由来は果実の形が軍配に似ていることから付けられている。
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